金木犀の匂いが好き

海外ドラマとゲームの話を中心に、日々の出来事を書いていきます。

ダウンロードしたNetflixで通勤を乗り切る!!マイ・インターン

マイ・インターン(オススメ度:★★★★★)

 

 

私が映画のブルーレイを買うことって2~3年に1本ペースで、こんなに動画サービスが充実する前はGEOのヘビーユーザー、今はネトフリとアマプラユーザーなわけです。


SATCの映画版・プラダを着た悪魔・ラブアクチュアリー・Mr&Mrsスミスくらいしか手元に置いていません。


そんな中久しぶりに、ネトフリでも見られるのにブルーレイを買ったのがこの「マイ・インターン」です。名言のオンパレード、働く人には必ず刺さるハートフルなヒューマン映画ですね。

 

 

ネットアパレルの会社を一人で起ち上げ数百人規模まで急速に成長させた女社長ジュールズ。

そこにシニアインターンのベン(70歳)がつくことになります。ベンは温厚で優秀ですが、年齢もあり最初はバリバリのベンチャー企業の風土に戸惑い気味。

ジュールズも忙しさの中でベンと向き合う時間がなく、会社の問題や自分の夫・娘との生活に追われていました。


ベンは徐々に能力を発揮し、年代を超えた温かいコミュニケーションが二人の間に生まれ、同僚としても友人としても支えあう関係になっていきます。

 

 

新しい現場に入った時の「お客様」感。やることもなく定時まで時間を潰して、同僚は悪い人じゃないのに何だか疎外感を感じて、居心地が悪い。やりがいを求めて仕事に就いたのに、モヤモヤする……。


社会人なら多くの人が経験するあの感覚です。しかしベンは人間ができています。自ら行動を起こし、できることを増やし、信頼を得ていきます。

 

 

もう一つ、私が人生のモットーとして掲げたいと思った名言があります。

 

「Love and Work are the cornerstones of our humanness.」
フロイトは言いました。人生には愛と仕事が必要だ。
毎日行くところがあるというのは素晴らしい。

 

ベンがインターンに応募するためのビデオレターで冒頭に話している内容です。


宝くじが当たったらもう仕事に行かなくていいのに、とよく思います。

でも人間には適度なストレスとリズムを与えてくれる仕事、そして何かしらの愛情が必要でしょう。

仕事でなくても社会に役割がないと精神的に参ってしまうと私は考えています。(金銭を得る仕事でないけれど、重要な社会的役割の代表といえば主婦や主夫や保護者や介護者などでしょうか)

 

 

とにかく嫌な性格の登場人物がほとんど出てこない、見ていて気持ちの良い珍しい映画でもあります。


悪役で話を動かそうとする映画、多いですからね。まあ多少感じの悪いモブはいますが、2分くらいですかね。

 

仕事で行き詰っている方、新しい環境に馴染めない方、ベッキーのように終わらない仕事に追い込まれている方、働く人みんなに見てほしい、最高の映画です。