ダウンロードしたNetflixで通勤を乗り切る!!ブリジャートン家
ブリジャートン家
(オススメ度:★★★★☆)
ネトフリで話題のブリジャートン家視聴しました。
面白いと噂を聞いて見始めたのですが、一話序盤で「ん?」と思い一旦視聴中止。
ジョージ三世の時代に黒人が公爵?
びっくらこいてスマホでブリジャートン家を検索しました。
ちなみに私はレイシストではありません。SATCに黒人キャストが出てきても何も違和感を感じませんが、超階級社会のイギリス貴族のドラマを見る気だったので驚いたわけです。
ネット上には私と同じ気持ちになった人がたくさんいましたが、黒人キャストやアジア系キャストを当然のようにいれた制作陣の考えも出てきました。
人種関係なく公爵は彼しか考えられないほどハマり役という話も読みました。
なるほどねー、と思い視聴再開。
舞踏会やお茶の席に白人ではない人達がいるシーンは最後まで引っかかった、というのが正直な感想ですが、ドラマ自体は面白かったです。
そして私のようにつまずく視聴者がいるであろうことや、絵面にある種の違和感が出ることも覚悟してこういったドラマを作ったのは勇気あることだと思います。
レディ・ホイッスルダウンという謎の人物がゴシップ新聞を書いており、王妃ですら彼女に踊らされているロンドン社交界。
今年デビューの令嬢たちも早速餌食になります。
ヒロインのダフネは王妃に「今年のダイヤ」と称される程愛らしく慎ましく完璧なデビューをしましたが、長兄の厳しすぎる求婚者ジャッジで男性人気は急降下。
レディ・ホイッスルダウンにもその印象を強くする記事を書かれ、このままでは人気を取り戻せずに求婚者として唯一残った気持ち悪い金持ちオヤジと結婚することになってしまいます。
そこで「誰とも結婚したくない」と話す大金持ちの公爵と秘密の契約をし、婚約間近の仲であるふりをすることにしました。
公爵は金目当ての令嬢やその母親たちを追い払うため、ダフネはあの公爵を夢中にさせた魅力的な女性として再び男性人気を高めて求婚者を増やすため、一緒に行動するようになります。
舞踏会のシーンやドレス・調度品の作り込みがとにかく素晴らしい。ダウントンアビーを彷彿とさせます。
ロンドンの夏の時期はこんなにも美しいのかとため息が出ますね。日本の夏は蒸し暑くて38度で地獄みたいなのにね。
ストーリーは王道のラブロマンスで気持ち良いですが、社交界デビュー前に身ごもった令嬢も出てきたりします。
イギリス貴族は女性に何も教えなさすぎる、という話も聞いたことがありますが、まさにそんな感じ。
ヒロインたちが陽の光の下を歩く中、脇のキャラ達がそのあたりのストーリーを担っています。
ヨーロッパ歴史物が好きな方は、キャストの肌の色にとらわれず一度視聴してみてはいかがでしょうか。